損害保険 普通資格

損害保険とは、突然の事故や偶然な事故により生じた損害を補償するのが目的の保険で、自賠責保険や、自動車保険、火災保険、地震保険、傷害保険、医療・介護保険、賠償責任保険などがあります。
最もなじみの深い自動車保険にしても仕組みが複雑ですし、火災保険にしても、さらに仕組みや内容が複雑になっています。
損害保険の募集を行うために代理店として仕事をするためには、日本損害保険協会が実施する代理店試験に合格する必要があります。
このことを反映して、代理店試験の内容が変わってきています。
募集人の資質向上を図るため、2008年度から損害保険募集人試験に更新制度が導入されました。
これにより、新たに募集人になる方、既存の募集人は5年毎に繰り返し試験を受験するようになりました。
損害保険代理店資格は、以前は全保険会社共通の資格制度で｢初級｣｢普通｣｢上級｣｢特級｣とありましたが、今は少し変わっていて、損害保険代理店資格の種類は、「損害保険募集人資格」と「損害保険代理店専門資格（旧特級資格）」と、「（会社別）損害保険代理店資格」とがあり、それぞれに試験があります。
「損害保険代理店専門試験」は、既に損害保険の代理店として登録しているか、損害保険の募集に従事していることで受験することができ、「コンプライアンス」「法律」「税務」の３つのコースにより構成されています。
損害保険の仕事に就くのであれば「損害保険募集人資格」の取得が必須になりますが、「損害保険代理店専門資格」までとっておくと、お客様からの信頼度もアップすることでしょう。

海外旅行 損害保険

海外旅行時の損害保険は、万が一の時のためにかけておきたいものですが、できるだけ価格はおさえたいというのが、本音でしょう。
最近では、いろんなタイプの損害保険がありますが、海外旅行時に利用する場合には、出発前の加入時に確認しておくことがいくつかあります。
まず、年齢。
保険会社によりけりですが、70歳未満というような年齢制限がある場合があるので、気になる方は事前にチェックしておく必要があります。
次に健康状態。
海外旅行は、ただでさえもお金がかかるもののため、旅行内容の部分にたくさんお金をかけて、万が一の保険にはあまりかけたくないとは言え、安ければいいという問題ではありません。
そのためにも、あらかじめ補償額が十分かつ適切な金額なのかはしっかりと確認しておく必要があります。
医療保障が100万円から200万円程度では、むしろ少ない方だという認識を持っておく必要があるでしょう。
特にクレジットカードなどに付いている海外旅行の損害保険は保証額がかなり少ない場合がほとんどなので、事前に確認しておくことをおすすめします。
実際に旅行先で体調を崩したりし、保険を活用しようとする際にいつでも日本語で対応してもらえるかも重要なポイントです。
24時間対応がベストです。
あと、損害保険会社が提携している病院で治療費などをキャッシュレスで対応してもらえるかどうかも確認しておくべきです。
万が一、高額な医療費が発生しまった場合には、手持ちの金額だけでは足りない場合がほとんどだと言えるので、優先的に確認しておくべき事項です。
それらを踏まえた上で損害保険を選択し、加入した後の出発の際には保険証を忘れないように。

損害保険 資格

損害保険にかかわる資格としては、損害保険募集人資格、損害保険代理店資格、損害保険登録鑑定人があげられます。
どれも、日本損害保険協会が行っている民間資格です。
このうち、損害保険募集人資格と、損害保険代理店資格は、損害保険を販売する上で必要になる資格ですので、誰でも受験できるわけではなく、損害保険会社から承認を受けた人だけです。
趣旨として、損保の基本的な考えも分かっていない人がいきなり損害保険を販売しては、お客さんに迷惑がかかるから、まず基礎を勉強しておく、というものです。
なお、現在は、とったら永久資格というわけではなく、5年ごとに試験を受けて更新しなければいけません。
次に損害保険代理店資格ですが、これは、損害保険代理店専門試験ともいわれ、「コンプライアンス」「法律」「税務」の3つのコースがあります。
こちらは、代理店を経営している人向けの資格で、損保代理店としての資質を高めることを目的としています。
そして、最後の、損害保険登録鑑定人ですが、これは、損保で補償される建物の保険価額や正確な損害額を求めたり、事故調査などを行うスペシャリストです。
1級、2級、3級とランクがあります。
誰でも受験することができますが、個人で受験するよりかは、鑑定事務所などに就職し、それから受験するというのが一般的です。