自家用自動車総合保険（SAP）任意保険の種類


自動車の任意保険の種類は契約する保険会社によってさまざまな種類があります。

自家用自動車総合保険（SAP）は自動車保険が１９９８年に完全に自由化される前からある基本契約がパッケージされた自動車任意保険の種類のひとつです。

自家用自動車総合保険（SAP）はスペシャルオートモービルポリシーのことで、
対人賠償保険
対物賠償保険
自損事故保険
車両保険
搭乗者傷害保険
無保険車傷害保険の６つの種類の任意保険がセットになっています。
自家用自動車総合保険（SAP）にセットされている６つの種類の任意保険を簡単に説明しますと、対人賠償保険は事故を起こして他人を死傷させて損害賠償の責任を負ったときに補償してくれる保険です。


車両保険は事故により自分の自動車が破損したり、自動車が盗難にあった時に補償してくれる保険です。

搭乗者傷害保険は保険に加入している自動車に搭乗している人が事故に遭い死傷した時に補償してくれる保険で、要件を満たせば請求しても等級が下がりません。

無保険車傷害保険というのは無保険車と事故を起こしたときに補償を受けられる保険です。

自家用自動車総合保険（SAP）を契約すると”無保険車傷害保険”により、保険に加入した自動車でない他の車に搭乗した時や、歩行中の事故の損害なども補償してもらえます。

例えば

高速道路を通行中にタイヤがパンクして、路肩でパンクを修理中に無保険の自動車に追突された場合などに補償してもらえます。

自家用自動車総合保険（SAP）は加入することのできる車種は自家用の普通乗用車、小型乗用車、軽四輪乗用車それに自家用の小型貨物車、軽四輪貨物車の５つの車種に限定されます。

自家用自動車総合保険（SAP）に加入すると自動車事故を起こした時に対人・対物賠償事故に対して当事者に代わって保険会社が事故の示談交渉を行ってくれるという利点があります。

自動車の任意保険の種類にはさまざまな種類がありますので、契約者が自分に合った条件の任意保険を選択するのが重要になります。